ブログを書けば集客できるのか?そんな疑問をお持ちではないでしょうか?ウェブ制作会社は、「ブログを書かなければ、上位表示できませんよ。」といます。
しかし、何をどのように書けばSEOの効果があるのかは知らないところがほとんどです。
無理もありません。制作会社とマーケティング会社はそもそも違うものですから、ブログの書き方を知らないのです。
では何を書けば、SEO効果があり上位に表示されるのでしょうか?
上位表示を狙わなきゃ!
ブログの意味
本来のブログの意味とは「Web」+「log」=「blog」で、web上の日記という意味です。
ですから、ブログが始まった当初は、みんなが日記的な情報を書いていたのです。
しかし、昨今では、日記を書いていても誰も読んでくれません。有名人やカリスマ主婦的な人が書く日記は読んでくれますが、一般人が書いたところで読んでくれる人は極わずかで、アクセスを集めることはできません。
ユーザーが求める情報か?
ユーザーが求めていない情報をいくら書いてもアクセスは集まりません。
アクセスが集まる仕組みは、ユーザーがキーワード検索をして欲しい情報をクリックするからです。
ところが、ユーザーが必要としていない情報は、検索キーワードの候補にもなりません。ということは、そのキーワードで調べるユーザーがいないということです。
これでは、いくら上質な情報を発信しても自己満足になってしまい、労力や時間の無駄になります。
一定の時期を超えるとアクセスは飛躍的に伸びます。
ここに紹介しているのは、弊社のニュースレターサイトのアクセスの推移です。
2013年ころ、SEOにはブログが有効といわれだしました。弊社も2014年5月までほぼ1年間で107のブログを作成しました。
ところが、アクセス数は283とまったく伸びませんでした。そして、その理由を追及していくと、ユーザーが求めていない情報ばかりを発信していたことがわかりました。
そこから改良を加えた結果、月日と共にブログ数が増えアクセスが伸びてきているのが解ります。特に、2015年1月からは、ほぼ120%の増加率です。
このようにアクセスが伸びた原因は、ユーザーが求めている情報を発信したことはもちろんのこと、7ヶ月かけて書き溜めたブログが順次、上位に表示されるようになったためです。
やり方があるのね!
時間はかかるが結果は出る
このことからもわかるように、ブログを書いてすぐにアクセスが上がるのではなく、ある一定のブログ数を超えたあたりから、アクセスが伸びだすのです。
自転車の漕ぎはじめは苦しいですが、車輪が回りだすと全力で漕がなくても楽に漕ぐことができるのと同じです。
ですから、ブログを始めたときは、一定の期間は苦しいですが、そこを過ぎると楽になるということを理解して努力するしかありません。
何でもノウハウってあるのですね。
上の図は、弊社クライアントのアクセスの推移です。弊社が指導に入ってブログを書く前は、独自の方法で書いたブログが142あり、3523のアクセスを集めていました。
それ以降は、クライアントの頑張りと弊社の指導で、3ヶ月、23ブログを書き、6000アクセスを超えました。その後は、5ヶ月で25ブログを書き18000アクセスを超えたのです。
お客様の欲しい情報かどうか?
では、どのようなことをブログにかけばいいのでしょうか。
ホームページ制作会社からは、「ブログを書かないとアクセスはあがりませんよ。」と言われていると思います。
しかし、どんな内容を書けばいいのか具体的なアドバイスはしてくれないと思います。
なぜなら、彼らもどんな情報をどのように書けばいいのか知らないからです。
守備範囲が違うので仕方のないことです。野球で言うならば、内野手がピッチャーをできないのと同じです。
では、どのような情報を書けばいいのかを説明します。
先ほども言いましたように、日記的なことを書いていてもアクセッスは集まりません。単に、ビジネスの情報を発信しているだけでもアクセスは上がりません。
アクセスを上げるためには、お客様が必要としている情報を書くいしかないのです。お客様が欲しい情報であれば、検索して探しますし、それを見つけた時には、ちゃんと内容を読んでくれるからです。
つまり、お客さまが検索した時に上位に表示される情報を書けばいいということです。
ちなみに、弊社のニュースレターサイトは「ニュースレター 作成」「ニュースレター 事例」「ニュースレター 作り方」などニュースレター関連のキーワードで検索すれば、たくさんのキーワードで上位表示されます。
これが、アクセスにつながるのです。
ちなみに、ブログで書く記事の文字数は3000~4000文字以上が必要です。
お願い!ちょうだい!
キーワードツールを利用する
ユーザーが欲しい情報を探すには、キーワードツールを利用します。
Googleが無料で提供しているキーワードプランナー。
Yahooが無料で提供しているキーワードアドバイスツール。
この2つがあれば、ユーザーが求めているキーワードがわかります。
そのキーワードが月間どれくらいのアクセス数があるのかアバウトですが表示されています。※月間の詳細アクセス数を知りたい方は「アラマキジャケ」で検索すると知ることができます。
調べたキーワードをもとに、何を書くのかを決めればいいのです。ただし、自分が発信したい情報を書くのではなく、そのキーワードでユーザーが求めているものは何かを探り出し、それをブログに書くのです。
そうすれば、アクセス数は自然と上がってくるようになります。
キーワードを探せ!
ブログの更新頻度はSEOと関係あるのか?
以下は、弊社の持論です。
ブログの更新頻度とSEOは関係あると思われます。
私がブログに取り組み始めた時、一番最初に書いたブログのタイトルを、毎日、検索ボックスに入れていました。
この世に一つしかないタイトルですから、Googleが読み取ってくれたら、一番に表示されるはずと考えたからです。
この予測は見事に的中し、最初のブログが1位表示されたのは約1ヶ月後のことでした。ということは、弊社のホームページにGoogleが来てくれるサイクルは1ヶ月ということです。
次に、Googleが来たと思われる日のブログを、翌日から同じように検索ボックスに入れていました。2週間後に、そのブログは1位表示されました。
また、同じように1位表示された翌日に、その日に書いたブログを検索ボックスに入れました。今度は、1週間後に1位表示されました。
当時は、日祝以外は毎日、ブログを書いていたのでこのようにできたのですが、最終的には毎日来るようになりました。
その結果、書き溜めたブログが上位表示されることになったのです。
詳しく説明すると、今日アップしたブログは
200位とか300位に表示されています。それから1回、Googleが来ると100位になったりします。2回来ると50位、3回来ると30位とブログ内容が充実していれば、ホームページに訪れるたびに
順位を上げていきます。
Googleがホームページに来る頻度が多くなれば、書いたブログは短い期間で上位に表示されるようになります。
そうするとアクセスは急に上がりだすのです。
まずは、階段を確実に一歩一歩上がるイメージね!
ブログコンサルを活用する
ブログを書くための第一関門は、キーワードから何を書くのかを発見することです。第二関門は、見出しに対する小見出しを作ることです。第三関門は、ブログの各順番をマスターすれば、良質なブログを書くことができます。
良質なブログとは、ユーザーが必要な情報を書くだけでなく、タグを使ってGoogleにも好かれるものをいいます。
マスターすれば簡単なのですが、独学でマスターするのは、それなりに難しいものです。
そこでお勧めなのが「習う」ことです。つまり、コンサルを受けるのが近道です。
弊社では、助成金を使った10時間の研修後に半年から1年、書き方をマスターしていただくまでコンサルに入ります。その後は、自身で書くことができるようになります。
ただ、コンサル終了後もタイトルだけは出して欲しいという要望も多いので毎月、タイトルだけをお渡ししたりもしています。
助成金を活用すれば、約半分の費用が戻ってきます。
もちろん、他社を探してコンサルを受けるのもよいと思います。
まとめ
日記的なブログを書くだけでは、アクセスは上がりません。また、ユーザーが必要としていない情報を書いてもアクセスはあがりません。
キーワードを調べて、ユーザーが必要としている情報を探し、それをブログに書くのです。
アクセスを上げるためには、それだけではいけません。書いたブログを一日でも早く、上位に表示させるためには、更新頻度も大切な要素です。
ブログSEOに取組みたいけれども独学では不安という方は、ブログコンサルを活用するのもよい方法だと思います。