売上に直結!売上が上がる集客イベント

イベント

売上が速攻で上がる集客イベントは、何といっても商品に絡むイベントです。

 

よく目にするのが「在庫処分セール」「閉店セール」「決算セール」「大蔵ざらえ」「目玉商品企画」です。

 

何といっても、これらイベントは安さ感が満載という感じがするので、集客効果もあります。

 

これら以外にも、年間の全国共通催事を組み合わせることで、一年を通じてイベントを開催して集客することができます。

 

マグロの解体ショー

 

イベントとは?

催し物を総称する言葉です。万博のような国家的なものから、文化祭や運動会のような学校行事、店頭での販促的なものまで幅広く使われます。店舗に関するものに限れば、催し物全般のことで、お店の来店頻度を増し、売上をアップさせることを目的としています。

 

販売が目的のイベント

閉店セール

「閉店セール」と聞けば、今ある商品を叩き売るというイメージを持ちます。

 

ですから、人が多く集まるのです。大丸が閉店セールをした時は、期間中、あふれんばかりの人だかりでした。売り上げも過去最高を記録したというのですから驚きです。

 

それほど、「閉店セール」は、お客様を惹きつける魅力があるといえます。

 

決算セール

主に決算期に行われるセールです。その目的は、売上予算の達成にあります。

 

今期計画していた売上に数字が届かない場合、商品を値引いてでも売上を上げたいという思惑があるので行います。

 

売上計画よりも数字が上回っていれば、無理に安売りをする必要はありません。

 

在庫処分セール

在庫処分セールも決算期に行われることが多いようです。

 

決算セールとの違いは、売上数字が未達だからではなく、仕入れた商品が売れずに残ってしまったこら行うのです。

 

企業としては、不必要な在庫もしくは不要になるかもしれない在庫を置いておくと、利益計上しなければならず、キャッシュフローの足かせになってしまいます。

 

だから、値引きしても商品を売り切ってしまいたいという理由で行うイベントです。

 

このように、「商品が安くなる」とイメージさせるイベントは、人が集まり、商品を買って行ってくれるので即、売上に結び付きます。

 

 

 

集客が目的のイベント

直接の売上に繋がらないけれども、集客することが目的のイベントもあります。

 

キャラクターショー

子供に人気のキャラクターを集客に使うイベントです。テレビ放映されているキャラクターは根強い人気があります。

・ミニオン

・妖怪ウォッチ

・ポケモン

・アンパンマン

・ドラえもん

・おさるのジョージ

・クレヨンしんちゃん

・スーパーマリオ

・しまじろう

 

などのキャラクターショーで子供を集めて、購買の主役である親層も集めることが目的です。

 

体験型イベント

体験型イベントも集客に使うイベントです。特に、子供を楽しませるイベントを企画すると親も一緒についてくるといった形の集客を狙っています。

 

・エアートランポリン

・ミニ汽車

・工作体験などのワークショップ

・小動物ふれあい体験

 

など、子供が実際に手に触れることができるイベントです。

 

トークショー

トークショーは、大人を集めるためのイベントです。商品の販売よりは、展示会などの大型イベントの集客に使われることが多いようです。

 

テーマ別にみると

・美容

・ヘアメイク

・ファッション

・ライフスタイル

・子育て

・スポーツ

 

いずれのテーマも大人を対象としたものが主流です。

 

マジックショー!

 

年間祭事イベント

年間の誰もが知っている行事をイベントにしたものです。

1月 お年玉、成人式

2月 節分 バレンタインデー

3月 ひな祭り、ホワイトデー、卒業式

4月 お花見 新入学、フレッシュマン

5月 子供の日、母の日

6月 父の日

7月 七夕祭り

9月 敬老の日

10月 ハロウィーン

12月 クリスマス

 

1月 お年玉、成人式

1月に行われるイベントの題材は、初夢セール、お年玉セール、祝成人式。センター試験もあるので合格もキーワードになっています。

 

2月 節分 バレンタインデー

2月の全国行事は、なんといってもバレンタインデー。チョコレート業界が「女子が男子に告白するのにチョコレートを渡す」と作ったイベントですが、今では、友チョコや義理チョコにまで発展し、バレンタインデーの時期の売上は、通常月のおよそ4倍です。

 

3月 ひな祭り ホワイトデー 卒業式

3月は、ひな祭りに始まり、ホワイトデー、卒業式があります。一番のイベントはホワイトデー。バレンタインデーにチョコをもらった人が、ホワイトデーにお返しをするのが通例になっています。

 

しかし、もとをただせば、バレンタインデーに、女子に告白された男子が、相手を気に入れば、マシュマロを返すことでした。

 

 

4月 お花見 新入学、フレッシュマン

桜の季節、お花見もイベントの代名詞になっています。新入学やフレッシュマンでは,

一人暮らしを始めるため、生活を一新しなければならず、服飾や家具業界をはじめ、いろんな業界でフレッシュマンを対象にしたセールが行われています。

 

5月 子供の日、母の日

5月のイベントのメインは「母の日」。お母さんに感謝を伝える日です。元々は、カーネーションを送ったのですが、今では家電や洋服など、お母さんが喜びそうなものなら何でもいいのです。

 

その結果、花業界だけでなく、多方面にイベントが広がりました。

 

6月 父の日

母の日と同様に、父親に感謝を伝える日です。母の日にはカーネーションを、父の日にはバラを贈ったようです。

 

母の日に比べ、盛り上がりに欠けるようです。「母は強し」といわれるように、家庭での存在感の違いから、イベント規模が違うのでしょうか。

 

 

 

7月 七夕祭り

7月は七夕まつり。織姫と彦星が1年に1度だけ天の川で会うことができる日です。

 

七夕にちなんだお祭りで地域を盛り上げ、来店につなげているところもたくさんあります。

 

9月 敬老の日

9月は敬老の日。老人に感謝を表し、長寿を祝うことが目的です。今では、おじいさん・おばあさんが喜んでくれそうなものを贈ることも増えてきています。

 

10月 ハロウィーン

10月31日はハロウィーン。日本での始まりは、1970年代にキティランド原宿店で関連商品を販売したことです。定着し始めたのは2000年にディズニー・ハロウィーン・パレードが10月1日~10月31日まで開催されるようになってからです。

 

今では、仮装をした若者が街に繰り出す一大イベントになりました。

 

 

12月 クリスマス

12月は、クリスマス。12月に入ると繁華街ではジングルベルが聞こえ、サンタクロースが練り歩いています。

 

「サンタが子供にプレゼントを持ってやってくる」ということで、子供へのプレゼント商品が主流でしたが、左近では、夫から妻へ、妻から夫へ、彼氏から彼女へ、彼女から彼氏へと広がっていき、プレゼントをする一大イベントになりました。

 

また、大切な人と過ごす特別な日ともなりました。

 

 

8月と11月はありませんが、8月は納涼祭りや浴衣まつりなど工夫を凝らせば、一年を通じてイベントを開催し、集客することができます。

 

 

まとめ

集客イベントにもそれぞれ目的があります。即効で売上につなげるには、「在庫処分セール」「閉店セール」など、商品と直結したイベントになりますし、間接的に売上につなげるには、「キャラクターショー」「体験型イベント」「トークショー」などがあります。

 

一年を通じてのイベントは、毎月のようにあるので、これらを組み合わせれば、毎月、イベントを開催することができます。

 

イベントを開催するときには、ターゲット層をしっかりと決めて、それに合うイベントを実施しなければ、集客そのものが上手くいきませんので注意が必要です。

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