店舗に置いてのITツールを使った集客は、携帯メールが主流でしたが、スマホの普及に伴い、現在は、アプリを使っての集客が主流になっています。
しかも、ホームページよりもスマホ検索の割合が伸び、8割を超えています。
このことからも分かるように、スマホでの集客は、ますます増えていきます。ということは、アプリも増えて集客のツールとして活用されるようになるということです。
アプリは便利ね!
スマホの普及率
2019年現在、スマホの普及率は85.1%。ガラ系は11.3%です。
年代別に見ると20~40代は90%を超え、50代で86%、60代は68.5%。2013年の60代のスマホ利用率は、17.9%ですから、ほぼ4倍。
この傾向は、続きスマホ利用率は伸びていきます。
スマホが普及した影響で、メディアの視聴も変化しています。
テレビ、ラジオ、雑誌のマスメディアの視聴が減少し、パソコンやスマホでの視聴が増えています。特に、20代の視聴は顕著ですが、30~50代の視聴も伸びています。
スマホアプリのメリットディメリット
スマホの普及にともない、便利になったこと、問題になっていることがあります。これらを順にみてみましょう。
スマホを利用するメリット
・Webサイトを見ることができる
・アプリが簡単に使える
・多機能
・写真がきれい
・動画が撮れる 共有できる
・ゲームができる
・カーナビになる
Webサイトを見ることができる
スマホでWEBサイトを見るのは当たり前になっています。以前は、WEBサイトがスマホ対応になっていないものが多くありましたが、昨今では、スマホ対応されているWEBサイトが増えたこともあって、見やすくなったのがその要因と思われます。
現に、GoogleアナリティクスでWEBサイトを分析するとスマホから見られている割合は80%を超えます。この数字を見ても解るように、今やスマホはPCがなくても十分に役に立っていることがうかがえます。
アプリが簡単に使える
スマホの良いところは、アプリです。アプリがあるので操作はいたって簡単、タップするだけで見たい情報ページに飛ぶことができます。
WEBサイトを見るのも、LINE、メッセンジャー、Instagram、twitter、FacebookなどのSNSや写真加工アプリ、Yahooニュースやスマートニュース、グノシーのようなニュース、天気や地図、電車の乗り換え案内もすべてアプリで操作できます。
操作も簡単!
多機能
スマホにはいろんな機能が搭載されています。
電話帳
電話帳は登録さえしておけば、連絡先、住所、メールアドレス、誕生日などがすぐにわかります。
メモ帳
メモ帳としても使えます。
メモもいろんなアプリがあります。アンドロイドに搭載されているのは「クイックメモ」、IPhoneには、「メモ」があります。
メモ帳も多数のアプリがあります。「Google Keep」「Evernote」「メモ帳」「Notebook」など、使い方によって選んでください。
スケジュール管理
代表的なところでは「Googleカレンダー」「Yahooカレンダー」です。
どちらも無料で使えて、ユーザーの評価は高く、操作性もよくて、見やすいと使っている人が多いです。
また、パソコンとスマホも自動同期しているので、狂いがありません。
家計簿
家計簿アプリも無料のものが多く出ています。
「Moneytree」「マネーフォワード」「シンプル家計簿」「LINE家計簿」など、簡単に収支をチェックできます。
音楽プレイヤー
音楽を再生するためのアプリもたくさんあります。
「Poweramp」「Google Playミュージック」「Amazon Music」「LINE MUSIC」など、無料で使える音楽プレイヤーもたくさんあります。
これらは一部ですが、スマホには無料で便利に使えるアプリがたくさんあります。これらを使って生活をエンジョイしている人がたくさんいます。
商品を購入した支払いもスマホでできるのですから、生活に欠かせない端末になっているといっても過言ではありません。
電池切れか!
スマホを利用するディメリット
こんなに便利なスマホですが、ディメリットも存在します。
それは、金額が高いことです。本体は、10万円以上するものもあります。アップデートしても、さほど機能は変わりません。
果たして、機種をアップグレードする必要があるのかと思いますが、2年も使うとバッテリーの容量が少なくなり、充電してもすぐになくなってしまいます。
電池だけを変えてくれればいいのですが、それもできないようで、新機種に移行するしかないのが現状です。
本体価格が高いだけではなく、維持費も高い。データ使用料を気にせずに使うならパケ放題、通話料を気にせずに話すならかけ放題など、自由に使おうとすれば維持費もそれなりに高くなります。
なぜ、アプリなのか?
お気に入りのお店の情報を入手するとたら、検索エンジンから検索するか、お気に入りに登録したURLを呼び出しますよね。
とすると、スマホでLINEを見ていたとした場合、画面を閉じて、YahooやGoogleの検索エンジンを開いてから呼び出すことになりますよね。
こっれて、結構、手間がかかります。
しかし、アプリがあれば、ワンタップで目的のサイトに行きつくことができるので、手間がかかりません。
定額でアプリを使ったサービスを提供する会社も増えてきていますし、無料のアプリもかなり増えています。ですから、今後はアプリを使った集客が主流になるのではないでしょうか。
タップするだけ!
アプリを使った集客って?
アプリには、集客で利用できる様々なサービスが用意されています。
リピート促進に
お店の利益の命綱は、何といってもお客様のリピート来店です。リピート来店の仕掛けとして用意されているのがスタンプ機能です。一定数のスタンプがたまれば、特典が付いてくるというものです。
新着情報を随時更新できる
お店が発信する新着の情報を管理画面から随時更新することができます。
居酒屋であれば、「本日、新鮮な○○が入荷!おひとり様□□円で特別提供!」。美容室なら「今、流行の○○ヘアースタイル。本日、予約の方に限り**%Off」というような情報を随時発信できます。
発信された情報は、スマホの着信情報に表示されます。
予約コールもワンタップ
予約するときでも、電話帳を開いて、お店の名前を検索して電話をするのも面倒ですが、アプリならワンタップお店のサイトにジャンプしてすぐに電話をかけて予約ができたり、管理システムと連動すれば、スマホから予約ができたりと、手間をかけずに予約ができます。
動画での紹介もOK
動画のアップもYuotubeと連携することができます。イベントの様子や料理の過程など、文字ではイメージを伝えにくいものを動画にしてお客様に情報として配信することができます。
クーポンを配信できる
「今日は、お客の入りがよくない」「在庫が余りそう」というようなときに、お得なクーポンを配信することができます。
単に配信するだけでなく、2kmや5kmといった近くにいるお客様だけに配信できます。しかも、スマホの待ち受け画面にダイレクトに配信できます。
SNSで口コミを広げる
各種案内を、LINE、Facebook、Twitterにワンタッチでシェアすることができますので、口コミとして広がる可能性があります。
情報はスマホ・PCどちらからでも更新可能!
新着情報は、できるだけタイムリーに発信したいものです。
PCからだけの更新だとタイムラグが出てしまいますが、スマホからだと移動中やちょっとした待ち時間に更新することができ、タイムリーな情報を発信することができます。
移動中は困るな!
アプリ制作会社
アプリの制作会社はいろいろありますので、情報を集めて自分で吟味することが大切です。
料金はもちろんのこと、使えるサービスも各社様々です。
店舗アプリ
アプスタ
ヤマトシステム開発
http://www.nekonet.co.jp/service/csd/o2o_smart.html
みせプリ
http://misepuri.com/index.html
まとめ
今後は、スマホの普及は一人一台といってもいいくらいです。ですから、スマホアプリを使った集客が主流になると思われます。
どのように使えばいいのかは、実際に使ってみて体感するしかありません。
今からでも遅くはありません。アプリが普及する前にノウハウを蓄積し、来るべき時に備える方がよいでしょう。
「これ!」と思うものは、先行して取り組みノウハウを築き、ブームになった時には他社を引き離すことができるようになっておきましょう。