ネット集客の方法としては、ソーシャルメディア、オーガニック検索、広告、コンテンツ作成、外部サイトからの集客があります。
これらを上手く組み合わせることによってネット集客はうまくいきます。それぞれを簡単に説明したのち、最も確実な方法について説明します。
組み合わせが大切ね!
ソーシャルネットワークサービス(SNS)
ソーシャルネットワークサービスとは、無料で使用することができる社会的ネットワークを構築できるサービスやウェブサイトのことです。目的は、個人間のコミュニケーションを取ることです。
その主なものは、Facebook、Twitter、LINE、mixi、Google+、Pinterestですが、よく利用されているのは、Facebook、Twitterです。
Facebookの特徴
拡散力はTwitterに比べて弱い
Facebookは、実名で登録することから誰でもがつながることはできません。主には、知り合い同志や知り合いの友達といったつながりです。どちらかと言えば、知り合い間のコミュニケーションであり、情報拡散力としては強くありません。
しかし、実名登録であり、プロフィールもしっかりと書いている人が多いので、セグメント広告を打つことができます。年齢別、性別、役職別、業種別、卒業校別などセグメントした広告を打つことができます。
Twitterの特徴
Twitterは匿名で登録できるため、気軽に投稿できるのが特徴です。人とのつながりも、Facebookのように承認する必要はなく、気になる人や読みたい情報を発信するひとをフォローするだけでつながることができます。
コメントのやり取りでも、匿名なだけに発言に責任もなく気軽に情報を発信することができます。その分、ネガティブな発言も気になりません。炎上が起こりやすいのもTwitterが発端になることがしばしばです。
つながるね~
オーガニック検索
オーガニック検索とは、GoogleやYahooなどの検索窓から特定のキーワードで検索されることです。SEO(Seach Engine Optimization)といわれる、狙ったキーワードで上位表示させるように対策するのも、オーガニック検索を意識してのことです。
かつては、SEOも盛んに行われていましたが、Googleが、コンテンツ重視を打ちだしてから、対策ができにくくなっています。従来の方法で上位表示対策していたウェブサイトは、パンダアップデートと言われる不正外部リンク排除に引っかかってしまい、順位を大幅に落としています。
今は、お客様のニーズに合った情報を地道に発信していくしか、オーガニック検索で上位に表示させることは難しくなっています。
ホームページは、作れば終わりではなく、情報コンテンツを作って育てていく時代になったといえるのではないでしょうか?
手間がかかるんだよね。
広告について
広告の代表は、PPC広告、ディスプレイネットワーク、純広告の3つです。それぞれの特徴について説明します。
PPC広告の特徴
広告費を設定できる
PPC広告は、クリック課金型広告です。ですから、月額の予算を決めることができます。
月の広告予算が5万円とした場合、あらかじめ5万円をGoogleやYahooに入金します。登録した表示させたいキーワードの平均単価が100円とした場合、500回クリックされた時点で予算がなくなります。予算がなくなった時点で、表示されなくなります。
費用対効果が合うのであれば、PPC広告を使って集客に取り組めば、比較的楽に集客することができます。
ただし、最近ではワンクリックの単価が上昇しています。上昇する理由は、表示1位のワンクリック単価が100円とした場合、2位は1位表示させるためにワンクリック単価を110円に設定します。すると順位が入れ替わった元1位は120円に設定するという具合に、広告費が上昇します。
ディスプレイネットワークの特徴
ディスプレイネットワークは、指定した配信先に、文字やバナー広告の形で表示できる広告です。ことらも、PPC広告と同様にクリック課金型広告ですので、広告予算を決めることができます。
PPC広告よりもクリックされる率が低いので、ワンクリックの単価もPPC広告よりは安価です。
純広告の特徴
純広告とは、広告主が広告の枠を買い取り、自由な広告を掲載できる広告のことです。
ネットでの場合は、広告主が媒体社から直接、広告枠を直接買い取るのが主流です。クリック課金型とは違い、掲載期間中に何度クリックされても広告費は変わりません。
ですから、どれだけ目立たせてクリックさせるかを主眼に広告の見せ方を考えます。
繰り返し検証することが大切!
コンテンツ作成
自社サイト内で、お客様が必要である情報をコンテンツにまとめることです。コンテンツ量が増えると自社サイトのページ数も増え、Googleの検索エンジンの評価も上がり、オーガニック検索時に位表示されやすくなります。
ただし、こちらが発信したい情報とお客様が欲しい情報がマッチしない場合は、コンテンツをいくつ書いても、上位に表示されることはありません。
逆に、お客様が必要とするコンテンツで、しかも内容が充実しているものであれば、上位に表示されやすくなります。
やるしかなわ?
外部サイトについて
外部サイトについてはいろいろあるのですが、ここでは、アフィリエイト、メルマガ、キュレーションサイトについて説明します。
H3アフィリエイト
アフィリエイトで集客する場合は、アフィリエーターの協力が必要です。そのためには、アフィリエイトサービスプロバイダーに売りたい商品やサービスを登録する必要があります。
登録時に、報酬をどのようにするのかを決定し、その報酬をみてアフィリエーイターが、自身で情報を発信し、目的のサイトに誘導するという仕組みのものです。
H3メルマガ
メルマガを発信しているのであれば、メルマガの中に誘導したいサイトの説明とURLを紹介してサイトに来てもらうということができます。
メルマガを発信していないのであれば、メルマガ配信スタンドで自社の客層と合っていそうなメルマガを見つけ、発信者に広告依頼をすれば、誘導したいサイトの紹介をしてくれます。
キューレーションサイト
キュレーションサイトとは、一つのカテゴリーをまとめた「NEVER」のようなものやオンライン上でブックマークができる「はてなブックマーク」、ユーザー別にお勧め記事を厳選して紹介してくれる「Gunosy」、Twitterで話題になっている情報をまとめることができる「Togetter」など、いろいろあるのですが、このようなところで紹介されるとアクセス数が一挙に上がります。
つなげるといいんだ!
確実に集客できる方法
確実に短期間で集客できるのは、PPC広告だと思います。ただし、キーワードの単価の上昇により費用対効果が合うかどうかが問題です。
不動産関係では、ワンクリック8,000円を超えるものまで存在します。
ですからPPCを使う場合は、小額から初めてテストを繰り返し、「これならいける」というものを掴んでから、広告費を投下するようにしてください。
もう一つは、コンテンツです。
ユーザーが欲している質の高いコンテンツを量産することができれば、月間、何万、何十万というアクセスを集めることも可能です。
しかも、作成したコンテンツは資産となり、いつまでも見込み客を連れてきてくれます。
まとめ
ネット集客の方法としては、ソーシャルメディア、オーガニック検索、広告、コンテンツ作成、外部サイトからの集客があります。確実なのはPPC広告ですが、ほとんどの場合、費用対効果が合いません。
ですから、お勧めはオーガニック検索で上位表示されるように、お客様が必要な情報コンテンツをいくつもいくつも作ることです。労はかかりますが、いずれ資産となり集客に大きな効果をもたらしてくれます。